コナン映画3作目の「世紀末の魔術師」は、コナンファンの間でもかなりの人気を誇る作品となっています!
事件のカギとなるのがロシアの皇帝一家。秘密の地下室への入り口を開くためのロシア語のパスワードを入れるシーンはわくわくしました!
今回は、「世紀末の魔術師」の犯人の犯行動機や、作中に登場するロシア語の意味について紹介していきたいと思います。
また、ストーリーに出てきたエッグは実在するものなのか、お城のモデルはあるのかなども書いていきますね!
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目次
【コナン】世紀末の魔術師のロシア語「バルシェ、肉買ったべか」の意味
出展:https://blog.goo.ne.jp/zavtra888sneg/e/92023a7aa700b206cb8ae98b1387506d
この言葉は喜一を曾祖父に持つ、香坂夏美が子供の時から妙に残っていたというおかしな日本語です。
バルシェさんは肉を買ったかしら?という意味だと思う、と夏美は言っていました。
しかしその正体は、
Волшебник конца века (ヴァルシェーブニック・カンツァー・べカ)
それがなまって「バルシェ、肉買ったべか」に変わってしまっていたのです。
この意味は「世紀末の魔術師」…そう!この映画のタイトルです!
そしてこの言葉は、お城の中にある秘密の地下室へのパスワードでした。
パスワードを押すためのボタンがロシア語のアルファベットになっていて、夏美が覚えていたおかしな日本語がヒントとなり、この言葉が出てきたのは本当に興奮しました!
小五郎が「どっかで聞いたことが…」なんて言っていましたが、自分は「タイトルだよ!この映画の!!」と叫びたい気持ちでいっぱいでした。
実際にはキッドの予告状で使わていた言葉だった、ということなんですけどね。笑
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【コナン】世紀末の魔術師の犯人の動機は?
出展:https://xn--nckg4rs85qp1p.com/last-wizard-of-the-century-seiran/
今作の犯人「青蘭」さんは実は怪盗ラスプーチンの末裔であり、自分の名前の中国語読み「プース・チンラン」はラスプーチンの並び替えになっていたのでした!
ロマノフ王朝の財宝であるエッグは、皇帝一家とつながりの深いラスプーチンの手に渡るはずだったと考えた青蘭さんは、末裔である自分が代わりに全ての財宝を手に入れようと考えたのでした。
最初の2人を殺害したのは、自分がラスプーチンの末裔であることがバレかけたり、サイレンサーを取り付けているところを見られたからでした。
しかし、小五郎を狙った理由はラスプーチンを世紀の大悪党だったと悪口を言ったからという理由でした(笑)
もう1人殺すとどうでもよくなっちゃうんですかね?そんなことで人を殺そうとするなんて動機が酷すぎます!
名探偵コナンの犯人の動機というのは、いつもくだらないことで呆れることも多いですが今回もなかなかひどいですね(笑)
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【コナン】世紀末の魔術師のエッグは実在する?
出展:https://twitter.com/kinro_ntv/status/1109074332955742208
「世紀末の魔術師」はロシアに実在したロマノフ王朝をモチーフにしています。
そのため、実際に存在した人物が出てくるのですが、実はインペリアル・イースター・エッグも実在するものなのです。
実在するインペリアル・イースター・エッグは、金細工師ファベルジェによって製作されたものです。
見た目は金製で卵型。表面には美しい宝石がちりばめられています。
ロマノフ王朝は1613年から1917年の間に存在していましたが、そのうちの1885年から1916年の期間、アレクサンドル3世、ニコライ2世に納められたものをインペリアル・イースター・エッグと呼ぶようです。
その総数は50個です。「世紀末の魔術師」では、インスペリアル・イースター・エッグの51個目となるメモリーズ・エッグと呼ばれるものが見つかったという話になっています。
この51個目のメモリーズ・エッグに関しては、物語の中だけのフィクションみたいですね。
メモリーズ・エッグは鈴木財閥の蔵から発見されました。緑を基調としたつるんとした卵型で、表面には美しい装飾がされていました。
メモリーズ・エッグは中を開けられるようになっており、開けるとキラキラと輝く金製のニコライ皇帝一家の模型が出てきます。
中央でニコライ皇帝が本を開き、取り囲む家族に何かを見せているような光景になっていました。
このエッグには鏡がついており、その鏡に光を当てると城の絵が浮かび上がるという仕掛けが施されていました。
そして、このメモリーズ・エッグがもう1つあることがわかり、それが物語終盤で出てきます。
鈴木財閥が所有していたエッグともう1つのエッグは2つがセットになっています。
合わせて台座に乗せて光を当てると、ニコライ皇帝がアルバムをめくり、壁一面に彼らの思い出の写真の数々が浮かび上がる仕掛けになっています。
実在するインスペリアル・イースター・エッグも、ひとつひとつそれぞれにオルゴールやフォトフレームなど、仕掛けが施されているようですね。
見た目も美しくて遊び心もあってとても素敵です。
本物のインスペリアル・イースター・エッグは、モスクワにあるクレムリン宮殿の武器宮殿などに展示されているとのことです。
ちなみに、「世紀末の魔術師」が公開された当時、物語に出てきたメモリーズ・エッグのレプリカが5000円ほどの受注生産で販売されていたみたいですね!
ネット上では今も持っている人が画像を載せていたりします。
Amazonなどでも出品されているので、今も買えるのは買えますが、当時よりもかなり高い価格設定になっていますね!
【コナン】世紀末の魔術師の城のモデルは?
出展:https://www.jubilove.com/entry/conan-last-wizard-century
作品中では、横須賀にあるお城ということでしたが、実際には横須賀にはお城はないようです。
モデルになったのはドイツのノイシュバンシュタイン城と言われています。これはシンデレラ城のモデルにもなったお城だそうです。
映画に出てきたお城の内部は、秘密の地下室やら、宝を盗もうとすると上から刃物が降ってくる仕掛けなど様々なしかけがありましたね!
さすがにこれはコナンオリジナルでしょう。(笑)
「世紀末の魔術師」はロシアの皇帝をモチーフにしているのに、お城がドイツ製なのは以下の理由があります。
エッグ職人の香坂喜一が、ロシア人である故に香坂家の墓に入れなかった妻のマリアの遺体をお城に隠し守るために、彼女の母親がドイツ人であったことに由来してドイツ製のお城を建てたました。
このマリアというのは、ロシアの皇帝一家に実在した女性で、ロシア革命により一家が殺害されたときに彼女遺体だけ見つからず、生存説が囁かれいていました。
そして映画の中でのマリアは、その説の通り生き延びて喜一と結婚し子供生まれています。
その後マリアは亡くなってしまうのですが、ロシア人である故に香坂家の墓に入ることを嫌がられた喜一が、
妻のマリアの遺体をお城に隠し守るために、彼女の母親がドイツ人であったことに由来してドイツ製のお城を建てたのです。
しかし「世紀末の魔術師」の公開後に実際にマリアの遺体が発見されて、生存説はなくなりました。
なので、この映画はもしもマリアが生きていたら…という想像力から生まれた作品ということになります!
まさに1999年の世紀末にふさわしい、神秘的な魅力のある作品ですね!
【コナン】世紀末の魔術師のあらすじとネタバレ
8月19日、怪盗キッドから警視庁に予告状が届きます。
予告状
黄昏の獅子から暁の乙女へ
秒針のない時計が12番目の文字を刻む時
光る天の楼閣からメモリーズ・エッグをいただきに参上する
世紀末の魔術師 怪盗キッド
この予告状を受けて警視庁では特別捜査会議が開かれました。
メモリーズ・エッグというのは、鈴木財閥が発見したものでロマノフ王朝の遺産とされるインペリアル・イースター・エッグのことです。
今まで50個のエッグが見つかっていますが今回で51個目となり、大阪城での展示会が開かれることになります。
キッドからの予告状を読んだ中森警部は、犯行は8月22日から23日の夜明けまでを指していると読み解きますが詳しい時間は分からずそのまま待機していました。
さらに、鈴木財閥の会長から直々に依頼を受けた小五郎に付き添い、蘭とコナンも大阪へ向かっていました。
そこでコナンは、今回見つかったエッグがとても珍しく価値があるものだと聞きます。
そもそもエッグは、1885年から1916年にかけて皇后への贈り物として50個だけ作られたものでしたが、当時のロシア皇帝が宝石の細工をするファベルジェにもう一つ作らせており、そのエッグが今回見つかったものでした。
展示会場には、ロシア大使館のセルゲイ・オフチンニコフ、美術商を営む乾将一、ロマノフ王朝について研究している浦思青蘭、映像作家の寒川竜の4人がいました。
その4人はエッグに対してとても興味があり、お金さえあればいくらでも出すと言わんばかりの勢いでみんながエッグを狙っていました。
しかし、実は展示場に展示されているエッグは偽物で本物は中森警部が別の場所で保管していました。
ですがキッドはそんなことお見通しで、盗聴器で会話も全部聞いていました。
その後、コナンと蘭は平次や和葉に案内してもらい大阪を観光しながらキッドの予告状について考えていました。
そのうち予告状の意味を理解し、犯行時刻は19時20分で、場所は通天閣を意味していることに気付きました。
しかし気付いた頃には時すでに遅く、突然大阪城に花火が上がると同時に大阪の街全体の電気が停電し、キッドの犯行が始まりました。
キッドは、公共施設以外で一番早く電気が復旧した場所がエッグの隠し場所だと予想し、中森警部はその策略にまんまとハマってしまいました。
そして、通天閣からエッグに向かってハングライダーで飛んでいるキッドを見つけたコナンと平次はキッドを追いますが、途中でキッドが何者かに狙撃されてしまいます。
キッドはそのまま海に落ち、現場にはエッグとキッドがいつも右目につけているメガネみたいなやつと怪我をした白いハトが残されていました。
そして8月23日、キッドから取り戻したエッに傷がないか鑑定してもらうために鈴木財閥専用の豪華客船で東京に運ぶことになります。
船内でコナンは、エッグが二つあること、そしてエッグを作ったのが船内にいたパティシエの女性・高坂夏実さんの曽祖父・喜一であることがわかりました。
そして夏実さんが育った祖母の家である横須賀の城に案内してもらうことになります。
夕方になると、寒川さんが自分の部屋で右目を撃たれて亡くなっており、警察がヘリで捜査に乗り込みました。
現場には布団の羽毛が散らかっており、指輪とペンダントが落ちていました。さらに寒川さんが撮影したビデオテープも無くなっていました。
また、西野さんのペンも落ちていたことから西野さんが疑われ、西野さんの部屋にも指輪が落ちていました。
しかし、コナンはハトがいるコナンの部屋に西野さんが入るのを拒否したことから西野さんは羽毛アレルギーであると推理し、この事件は西野さんの犯行ではないと考えます。
おそらく寒川さんが西野さんの犯行に見せかけるために指輪を隠したが、犯行中に寒川さんは真犯人にとって不利なものを撮ってしまい、殺されたのだと考えます。
コナンは被害者やキッドが右目を狙われていたため、右目を撃つスナイパーについて阿笠博士に調べてもらったところ「スコーピオン」という国際指名手配されている殺し屋がいることを知りました。
そして8月24日、東京に着いた一行は夏実さんの城に案内してもらいます。ちなみにこの時、阿笠博士と少年探偵団も城の外から地下室に入り込んでいました。
地下室には棺があり、その中には曽祖母と思われるガイコツと52番目のエッグがありエッグの中には何も入っていませんでした。
その時歩美ちゃんがマトリョーシカなのではないかと言い、51番目のエッグを52番目のエッグの中に入れると綺麗に入り、それを台に置くと天井に皇帝一家の写真が映し出されました。
そして光が消え暗闇になると、突然狙撃が始まり小五郎と蘭が狙われました。
コナンの機転でなんとか二人は無事でしたが暗闇の中避難しようとした夏実さんがエッグを落としてしまいその隙にエッグを奪われてしまいました。
そして逃げる犯人をコナンが追跡していると途中で乾さんの死体につまずきます。そして犯人は地下室から出ると出口を塞ぎ城ごと燃やそうと火を放ちます。
しかしコナンは別の出口を見つけて犯人にたどり着きます。そして寒川さん・乾さんを殺し小五郎と蘭を狙ったのは浦思青蘭さんだと見抜きます。
実は青蘭さんは、ウレゴリー・ラスプーチンの末裔でした。
どういうことかというと、ラスプーチンは皇帝夫妻と親交が深かったもののいろんな逸話があり、怪物・怪僧などと呼ばれていました。
最終的にラスプーチンはロマノフ王朝を滅ぼしたと言われており、青蘭さんは先祖の復讐としてスナイパーのスコーピオンとして犯行を繰り返していました。
寒川さんを殺したのは、客船の中で青蘭さんが自分の部屋にラスプーチンの写真を飾っていたのを撮られたから。
乾さんを殺したのは銃にサイレンサーをつけているのを見られたからでした。
そして小五郎を狙ったのはラスプーチンの悪口を言ったからでした。とんでもないです。
コナンは青蘭さんに麻酔銃を打ち込み、炎の中から青蘭さんを抱えて脱出しようとしたところへ白鳥刑事がやってきました。
脱出後、青蘭さんは逮捕され事件は解決しますが、実は白鳥刑事の正体がキッドの変装だったことが判明します。
一件落着し探偵事務所へ帰る一行でしたが蘭は度々コナンと新一の姿が重なって見えていたためコナンに新一なのかと問いただします。
コナンが焦っているとそこへ新一が現れ、同時に二人が現れたので疑いが晴れました。
これはキッドからのお礼で、キッドがスコーピオンに狙撃され自分の白いハトが怪我をした時にコナンが手当てをしてあげていたためそのお返しに助けてくれました。
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「世紀末の魔術師」の感想
この作品は1999年の4月に、名探偵コナン第3作目として公開されました。
当時は、最近の映画ののように大爆発シーンがあまりなく、そのかわりミステリーや謎解き要素に力を入れていた印象でした。
そして、今となってはメインキャラクター常連の怪盗キッドと服部平次が、記念すべき映画初登場した作品となっています!
今となっては2人とも大人気キャラで、最近の映画では主人公のコナンより活躍してるのではないかというほどですよね(笑)
しかし今作では、平次は前半でケガをして離脱、キッドも最初と最後にでるくらいです。
自分は、この作品の世界感がすごく好きで、子供の時何回もビデオを見ていました。
城を冒険するワクワク感と、犯人は一体誰なんだというミステリー要素も満載で、犯人がわかったときは思わず声をあげてしまいました。
最近のコナンはアクションがメインで犯人のインパクトが薄いようにも感じて少し寂しいです。笑
コナン映画で感動した!っていうのはあまりないですが、今回は感動する作品でしたね!
エッグの仕掛けや城のからくり、ロマノフ王朝とラスプーチンの話など、ミステリー好きにとってはとても楽しめる作品だったんじゃないでしょうか?
また、キッドの登場シーンも見どころですよね!
最近のキッドはもう友達っていうか味方みたいな感じになってますが、この時はまだ宿敵感が出ててそんなキッドが最後に助けてくれると惚れそう(笑)
蘭と新一の関係にも限界が近づいてきて、さすがにもうバレるかぁってところにキッド様…やっぱ彼は紳士ですね!(笑)
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はコナン映画「世紀末の魔術師」に出てくる城のモデルや犯人の犯行動機、そしてロシア語の意味などを解説してきました!
最近のコナン映画は、アクションメインだったりキャラクターのストーリーがメインだったりしますが、昔の映画はやっぱりミステリー要素がしっかりとしていていいですよね!
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