ベルモットは黒の組織の一員でありながら、コナンを守るシーンがしばしば見受けられます。
ベルモットはコナンの味方なのか？それとも敵なのか？
なぜ、コナンや蘭を守るのかについて調査していきます。
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目次
ベルモットはコナンの味方なのか？
出典：https://ameblo.jp/hantho-0517/entry-12706694005.html
ベルモットはコナンの味方なのでしょうか？それともやはり敵なのでしょうか？
味方ではないという考え方、目的は同じだからある意味味方だという考え方、それぞれについて見ていきましょう。
①ベルモットは味方ではない
まずはベルモットがコナンの味方ではないという考え方についてです。コナンは新一時代に「人が人を助ける理由に論理的な思考は存在しない」という名言を残しています。
その言葉の通り、コナンはいかなる時も人の命を救おうとしています。たとえそれが殺人犯であってもです。
しかし、ベルモットはそんなコナンとは根本的に考え方がまったく違っているように思います。
コナンと蘭以外には冷酷
ベルモットはコナンと蘭を「世界にたった2つの宝物」と呼び、組織の手が伸びないように密かに守り続けています。
一方、そのほかの人間に対しては、良心のかけらもなく、自分の目的や任務を達成するために平気で抹殺するような性格です。
正義感が強くて命を大事にするコナンとは正反対ですよね。
カルバドスを見殺しにした
ベルモットはアニメ345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」(漫画42巻)でFBIと直接対決しています。
その時、狙撃手としてカルバドスという組織のメンバーを連れてきていたのですが、結局、カルバドスは赤井秀一に見つかり、骨を折られた後、自決しました。
カルバドスはベルモットに好意を寄せていたようなので、ベルモットはそれを利用して、自分の目的を達成するために連れてきていたのだと考えられます。
カルバドスとベルモットが事前にどのようなやり取りをしていたのかは不明ですが、カルバドスが自決したのも、ベルモットのためだったのかもしれません。
自分がFBIに捕らえられてしまったら、ベルモットに迷惑がかかると思ったのではないでしょうか？
そんなカルバドスを不憫に思ってしまいますが、当のベルモットはカルバドスが自決した後も彼のことを一切気にする素振りがありませんでした。
組織で一緒に過ごしてきた仲間だったとしても、自分が大切に思う人間以外への情がほとんどないように思います。
メアリーにアポトキシンを飲ませた
ベルモットは世良真純の母であるメアリーにアポトキシン4869を飲ませています。
アポトキシン4869の不思議な作用でメアリーは幼児化して生き延びていますが、ベルモットはもともと幼児化する作用を知らず、殺すための毒薬としてアポトキシン4869を飲ませました。
コナンや蘭に対する感情は別として、普段のベルモットは暗殺集団の一員らしい極悪ぶりを見せています。
②組織を潰すという目的は同じ
続いて、ベルモットが組織を潰すという目的を持っているため、ある意味で味方だという考え方についてです。
ベルモットは組織員として活動しているものの、心の奥では組織を壊滅させられる「銀の弾丸(シルバーブレット)」を待ち望んでいました。
そんな時、ベルモットの前に現れたのがコナンです。ベルモットはコナンのことを「長い間待ち望んだ銀の弾丸になるかもしれない」と思っています。
なぜベルモットが組織を潰したいのか、その理由は明らかになっていません。
しかし、理由がどうあれ、組織を潰したいという思いはコナンと同じですから、そういう部分だけ見れば、味方と言ってもいいのかもしれません。
しかも、ベルモットは組織の内部に詳しいでしょうから、コナンにとってはかなり強力な味方ですね。
ただ、ベルモットは組織を潰したいということを誰かに話している素振りはありませんし、心の中で思っているだけのようです。
なので、コナンとベルモットが何かのきっかけで協力関係になるというのは、あまり期待できないかもしれません。
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ベルモットは灰原を狙っている？
出典：https://web-chance.com/vermut
ベルモットは蘭とコナンのことは命をかけてでも守ろうとしていますが、蘭とコナンのそばにいる灰原哀に対しては、執拗に葬り去ろうとしています。
アニメ701～704話「漆黒の特急」(漫画78巻)の時もそうでした。
生きたままの灰原哀を組織に連れ帰ろうとしていたバーボンに対し、ベルモットはウォッカから分けてもらった爆弾を使い、灰原哀を爆死させようとしていましたよね。
それより前のアニメ345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」(漫画42巻)では、「灰原哀のことを諦める」とコナンに宣言していたんですが。
大事に思っているコナンとの約束を破ってでも、灰原哀にはいなくなってほしかったのでしょう。
ベルモットが灰原哀を狙う理由
ベルモットがそこまで灰原哀を嫌う理由はわかりませんが、組織を潰したいという気持ちと関係があるのではないかと考えられます。
灰原哀は組織の中でも有数の頭脳を持つ科学者でした。組織にとって重要な人物であることは間違いないです。
となると、組織を潰したいというベルモットからすると、自分の目的を邪魔する存在でしかないですよね。
現在の灰原哀は組織から抜けてコナン側の人間になってはいますが、もし万が一灰原哀が組織に戻ったとすると、滞っていた組織の研究が進み、組織がさらに強くなる可能性があります。
灰原哀が組織に戻ることなど、もうないと思いますが、ベルモットはあらゆる可能性を潰しておきたいのかもしれませんね。
まとめ
ベルモットがコナンの味方なのかどうかは、何とも言えないところです。
普段のベルモットの行いを見ていたら到底味方とは言えませんが、組織を潰したいという思いを抱えている部分を見ると、味方なのかもしれないと期待してしまうところはあります。
今後、ベルモットがどういう行動を見せるのか。注目しておきたいですね。
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